第23章 柱稽古
柱稽古でする事が決まった
杏寿郎さんとお父様で隊士達を指導し
私と千寿郎くんでケアをする事になった
隊士達の昼食の準備をしながら話す
「杏寿郎さんもお父様も厳しいと思ったけど、隊士の皆さんが優しいって言うから、他の柱が余程厳しかったんだろうね」
笑いながら話す私に千寿郎くんが返す
「何でも、不死川さんと伊黒さんは殺しにかかってきたって皆さん青ざめていました」
“うん…なんとなく想像はつく…”
すると外から一際大きな声が聞こえた
「煉獄さん!ゆあ さん!お世話になります!」
あ!炭治郎くんだ!そう思い急ぎ外に出る
「炭治郎くん!いらっしゃい!」
「ゆあさん!それに千寿郎くんも!お世話になります!」
「炭治郎さん、その節は失礼しました。また来てくださって嬉しいです!」
「あの時は本当にごめんねぇ。もう絶対にしないから…」
「竈門!遠慮なく頭突きしてこい!」
そう言ってお父様が出てきた
「あ!煉獄さん!あの時は頭に血が上ってとはいえ、大変失礼しました!」
そんな二人をみて思わず笑ってしまう
「炭治郎くん、今日はもう昼になるから稽古は明日からにして、桜寿郎と遊んであげてくれない?」
そう言って桜寿郎 を連れてくる
「わぁ!小さな煉獄さんだぁ〜可愛いなぁ。やっと会えたぁ!何して遊ぶ?紙飛行機?紙風船?高い高い?」
そう桜寿郎に話かける
「良かったね、桜寿郎!すごく嬉しそうな顔してる」
「じゃあ俺、桜寿郎くんと遊んできます!」
「ありがとう〜」