第15章 自分の気持ち
「おかえり!」
杏寿郎さんは門の前で待っていた
「え!?え!?煉獄さん!?今日は遅れてないですよね!?」
蜜璃ちゃんが焦る
「あぁ!今日はゆあ を待っていたかっただけだ!」
「もぉ〜驚かさないで下さいよぉ〜」
「ハハハ!すまん!すまん!」
「それじゃあね、ゆあ ちゃん♪いいお知らせ待ってるわ」
「蜜璃ちゃん、送ってくれてありがとう!」
そう言って手を振って別れた
「何だか顔が晴れやかだな!」
そう言われ、今返事を伝えようと思う
「杏寿郎さん、私、杏寿郎さんと祝言挙げたいです!煉獄家の一員にしてください!」
そう言って笑うと
杏寿郎さんは目を見開き
私を抱きあげると
「父上!千寿郎!ゆあ との祝言が決まりました!」
いつも以上に大きな声で
私を抱き抱えながら走っていった