• テキストサイズ

皆がみた夢〜鬼滅の刃〜

第14章 元炎柱


俺は腰をあげ、先に居間へと向かう
すると驚いた事に父上が廊下に立っていた

「杏寿郎、話がある」

「はい」

そう言うと父上が自室へと促す

「そこに座れ」

「あの子は新しい継子か?」

そう問われた

どこから話すべきか…思案する

「いえ、彼女は…ゆあ は…俺の許婚です。ですが、鬼殺隊の剣士でもあり、此度の戦いで俺の命を救ってくれた医師でもあります」

そう答えると、案の定、父上は驚いていた

「そうか…許婚か…いい子だな。彼女に、それでも元柱かと言われ、瑠火に怒られている気がしたよ…この前は、あの子にも…少年にも悪い事をした」

俺は目を見開いた
父上は息子である己から見ても
素晴らしい剣士だった
俺はそんな父上が誇らしかった
だが、母上が亡くなってしまった時
父上には弱さもあるのだと知った

父上がまさかそのように言っていただける
日がくるとは…

「あの子を連れてこい」

「はい!父上!」
/ 209ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp