第14章 元炎柱
「ゆあ、そう落ち込むな」
時間が経てば経つほど、偉そうな事を言ってしまったとヘコむ
「年上の人に説教みたいな事言っちゃった」
小娘が!って思っただろうな…
ハァ…ため息が出てしまう
「ゆあ が気に止む事ではない!きちんと父上の事を話しておかなかったこちらに落ち度がある!」
杏寿郎さんはそう言ってくれているけれど…
「戻りました」
千寿郎くんと炭治郎くんが戻ってくる
「重要な箇所が破られていました…」
「そうか…竈門少年、せっかく来てもらったのにすまない」
「いえ!煉獄さん謝らないで下さい!俺も、読んでも分からなかったかもしれませんから!」
そっか….炭治郎くんが読みたかったところ、
破られちゃってたんだ…
お父様はそんなに日の呼吸に対して
思うところがあるんだ…
どうしてそんなに自暴自棄になるの?
…
「では、俺は帰ります!煉獄さんお大事になさってください!」
「竈門少年!また任務で会おう!」
「炭治郎くん、また遊びに来てね!」
「はい!ゆあ さん、また来ますね!」
手を振って炭治郎くんは帰っていった