第14章 元炎柱
部屋に入り、千寿郎くんがお茶を出してくれた
「あの、父上がすみませんでした」
そう言って謝る
「千寿郎くん、謝らないで !私も何もできずにごめんね…」
「千寿郎くん、俺もお父さんに頭突きしちゃってごめんね…」
「竈門少年!それは気にするな!父上もあれで目が覚めただろう!ゆあ も気にするな!俺は言われ慣れている!」
「そんな!言われ慣れちゃダメだよ!」
「そうですよ、煉獄さん!煉獄さんは危険を顧みず人を守った立派な人です!!誰一人として死なせなかった!」
「ありがとう二人とも!だがもういいのだ!二人がそう言ってくれるだけで十分だ!」
…沈黙が流れる…
「うむ!千寿郎、茶を飲んだら竈門少年を書庫に連れて行ってやりなさい!」
「はい、竈門さん飲み終わりましたら行きましょう!」
千寿郎くんと炭治郎くんは部屋を出た