• テキストサイズ

皆がみた夢〜鬼滅の刃〜

第13章 時計の針が動く


うっ…
ぼんやりと目を開ける
…ここは…
徐々に意識を取り戻す
…ここは…蝶屋敷か…

…右目が開かない…
そうか…右目は失ったか…

「失礼します」

胡蝶が入ってくる

「煉獄さん、意識が戻りましたか。さすがの柱でも内臓を損傷しては二週間眠り続けますね…でも、良かった…ご無事で…」

“そうか二週間も意識を手放していたか”

「ゆあ さんにしっかり感謝して下さいね。彼女が現場に居なければ助からなかったですよ」

俺の点滴を替えながら胡蝶が言う

「!?現場に来たのか!?」

思わず声が大きくなる

前を向いたまま胡蝶が続ける

「煉獄さん、もう一度言いますよ。ゆあ さんが居なければ死んでいました。間違ってもゆあ さんを怒る事のないように。では、私は一旦失礼します」

…ゆあ に助けられたのか…

そう思うとまた眠ってしまった
/ 209ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp