第12章 責務を全うする
そうこうしているうちに今度は日輪刀を持って
刀鍛冶が現れた
「いやはや、炎柱様のところに新しい日輪刀を持ってくるのは、久方ぶりですな」
そう言って日輪刀を渡される
「ささ、握ってみてくだされ」
そうして渡された日輪刀を握ると
“わぁ〜!青くなった!”
「ほぉ、伺っていた通り、水の呼吸ですか」
「はい!水の呼吸は青なんですね!きれい…」
思わず日輪刀に目を奪われる
「うむ、煉獄家に水の呼吸が入るとは!なんも嬉しい事だ!」
「炎柱様の赤き炎刀も私はすきですよ。また見せてくだされ。それでは、私はこれで失礼しますね」
そういうと刀鍛冶は帰って行った
“これからは鬼殺隊をもっと近くで知る事ができるんだ!私は私の責務を全うする!”
日輪刀を握ると、身が引き締まる思いがした