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皆がみた夢〜鬼滅の刃〜

第11章 進路


【煉獄杏寿郎 視点】

「水の呼吸 壱ノ型・水面斬り」

ゆあ がそう言って刃を振るう

!!!できたか!!!

そう思った次の瞬間、着地に失敗し
倒れそうになるゆあの
体を受け止めて、そのまま抱きしめる

「よく頑張った!!」

自分の事のように嬉しかった


ゆあ から鍛錬をしたい
そう申し出を受けてから今日まで
毎朝鍛錬を続けてきた
いつ根を上げるかと思ったが
毎朝毎朝、道場に姿を現した

鍛錬を積み、成長する姿を見ているうちに
だんだんと呼吸を覚えさせたくなった

“お館様のおっしゃるように素質があるな”

だが、炎の呼吸は無理なように感じた
一般的な女子の筋力では
炎の呼吸に耐えられないだろう
あの甘露寺でさえも難しかった


そこで女剣士がいた水の呼吸を思い出す

“冨岡に頼むか”

そう思い冨岡に頼むと快諾してくれた


そして今、水の呼吸 壱ノ型 を繰り出せた
ゆあ の姿をみるに
師範として、胸に熱いものが込み上げてくる

俺の腕の中に入るゆあ からも
充足感が伝わってきた…
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