第11章 進路
すでに廃業はしていたが
腕がいいと評判の女性医師を紹介され
今はその人の元で医学を学んでいる
その女性は高橋 瑞子さんといい
とても教え方が上手かった
鬼殺隊の治療で使える実践的なものも
かなり教えくれた
これなら…応急処置ができて
隊士を救う事ができるかもしれない
そう思っていた矢先に
呼吸を覚えてみないかと言われた
“呼吸を使えるようになれば、現場に行って直接隊士を助ける事ができるかもしれない”
甘い考えだとは分かっているが
出来ることはなんでもやってみたい
その気持ちが優っていた