第11章 進路
私がこっちの世界にきて半年が経とうとしていた
私は目的になった、鬼殺隊の歴史を後世に残す
ための執筆活動をはじめていた
幸いな事に、
煉獄家は代々鬼狩りの家系という事もあり
書庫に膨大な資料が残っていた
それを読みながら、後世に残すために
今を執筆をしている
鬼殺隊に関われば関わるほど
鬼狩りという任務の危険さがよく分かる
時に、杏寿郎さんがケガをした隊士を連れて
帰宅する事もあり
簡単な処置しかできないが手当をしているうち
医学をもう一度志したいと思うようになった
“母には無理だと言われたけれど…”
毎朝鍛錬をしているが、
到底今から剣士になれる気はしない
でも鬼殺隊のために何かしたい、そう思っていた
杏寿郎さんに医学を学びたい旨を相談すると
「俺もそれがいいと思う」と
背中を押してくれた