第11章 進路
今日は冨岡さんが来ている
と、いうのも…
「ゆあ、そろそろ呼吸を覚えてみないか」
いつもの朝の鍛錬をしていたら
杏寿郎さんに言われる
「呼吸?ですか?」
呼吸と言われてもよく分からない
そんな顔をしていると
「見ていてくれ」
そういうと竹刀から日輪刀に持ち替える
「炎の呼吸 壱ノ型 不知火 !」
日輪刀から炎が舞あがる
!?!?これってあの時の!?!?
助けてもらった日の事を思い出す
刀を鞘に収めて続ける
「今のは炎の呼吸における型の一つだが、呼吸により全く違う。一つでも呼吸と型を覚えられれば、自分の身くらいは守れるかもしれん!」
「ゆあを見るに、水の呼吸をもしかしたら習得できるかもしれない!もし君にその気があるなら冨岡を呼んで教えてもらおうと思う!」
呼吸か…