第4章 闇堕ち
「ありがとう……俺なんかのために泣いてくれて……嬉しいよ。でもさ……俺… 夢子ちゃんとかお前らを傷付けるかもしれないよ?俺嫌なんだ。これ以上……傷付けたくないんだよ…」と言うと場地は怒った表情で言った。「ふざけんな!!お前はいつもそうだ!いっつも自分が犠牲になればいいと思ってるんだろ?俺達のことはどうでもいいのかよ!?」と怒りながら言った。「マイキー……俺…お前が死んだら悲しいよ……」「お前が死んだら皆悲しむぜ?俺たちだけじゃない!きっと他のメンバーの奴らとかエマも悲しむと思うぞ?」とドラケンと三ツ谷が言うと彼は泣き崩れながら答えた。「そんなわけないだろ!?俺だって……皆と一緒に居たいさ……」「……なら、生きれば良いじゃねぇかよ!!」と場地が言うと彼はまた泣き出す。「でも……俺にはもう無理だよ……俺は呪われてるんだ……俺なんかが死んだところで何も変わらないし」と言うと場地はマイキーの胸ぐらを掴んだ。そして怒鳴るように言った。「ふざけんなよ!!俺達はお前を救えないのかよ!?俺達はお前を救いたいんだよ!!」「そうだ!もしもお前が皆を傷つけようとしたら俺達が止めてやる!!だからお前は生きてくれよ!!」と場地とドラケンが言った。「皆……」マイキーはそう言うと涙を流した。「皆……ありがとう……」と言うと彼は泣きながら笑った。