• テキストサイズ

場地さんとマイキーが夢主を取り合う話

第4章 闇堕ち


「でも!その傷は喧嘩でつくような傷じゃないですよね!?」と聞くと彼は笑顔で答えた。「まぁ、確かにね~喧嘩でついた傷じゃないよ」と言うと彼は続けて言った。「これはさ、、自分を傷付ける為につけた傷なんだ」と彼は言った。「え!?」私は驚いてしまったが、彼は話を続けた。「俺さ~たまに自分を殴ったり蹴ったりするんだよ」と言って彼は自分の腕や足を見せてきた。そこには痛々しい傷跡がたくさんあった……。「なんでそんなことするんですか!!?!?」と私が聞くと彼は答えた。「ん~大事なものを守る為かな?でも、最近はさ、 夢子ちゃんのことも傷付けたくてしょうがなくなってるんだよねぇ~」と言われて私はゾッとした……。(私のことも傷つける?)と思っていると彼は言った。「だからさ~俺のこと止めてくれない? 夢子ちゃんになら殺されても良いからさ♡」と彼は笑顔で言った。「え!?何言ってるんですか!?」と言うと彼は続けて言った。「 夢子ちゃんなら俺のこと止められるはずだよ?」と彼は笑顔で言ってきたが、私には無理だった……私は彼を止める為に必死に説得した。「そんなこと言わないでください!私はあなたに死んで欲しくないんです!」と言うと彼は悲しそうな顔をした後、私を抱きしめた。「俺さ~大事な人達と一緒にいたらいつか壊しちゃいそうで怖いんだよね……だからさ、一緒にいてよ♡」と言われ私は困ってしまったが、その言葉を聞いて私は思った。(この人は本当は優しい人なんだ……)と、だが、それと同時に彼の闇の深さを知った気がした。「一緒にいてくれたら、、、俺のこの衝動も抑えられるかもしれないからさ……だから、お願い……」と言われ私は迷ったが彼のことが心配だったので了承した。
/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp