第2章 夢主東卍に入る
「ここが夢子の部屋か~」と千冬さんは興味津々で部屋の中を見渡していた。(なんか恥ずかしいな……)と思っていると場地くんが言った。「なぁ、夢子?お前は何か好きな事とかあるのか?」と聞かれたので私は答えた。「はい!私はサスペンスの小説やドラマを見るのが好きなんです!」と言うと場地さんが反応した。「おぉ!サスペンスが好きなのか!俺と一緒だな!」と笑顔で言った。「そうなんですか!じゃあ、今度おすすめのサスペンス小説を貸しますね!」と言うと彼は嬉しそうにしていた。「夢子ちゃん!千冬さん!ちょっと来て!」とお母さんが呼んでいるので私達はリビングに向かった。ーーー「二人とも、お腹空いてるでしょ?これ食べてね」とお母さんは笑顔で言った。(わぁ……美味しそう)私が目を輝かせていると千冬さんが言った。「ありがとうございます!」と言い場地くんもお礼を言っていた。