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場地さんとマイキーが夢主を取り合う話

第2章 夢主東卍に入る


帰り道、私は千冬さんと場地くんと話をしていた。「まさか総長が旗持ちを許してくれるなんて思わなかったな」と場地さんが言った。「そうだな」と千冬さんも同意した。すると場地くんが口を開いた。「……なぁ夢子?」「はい?」「お前、本当にいいのか?」「何がですか?」私が聞き返すと彼は言った。「旗持ちだよ!だってお前、喧嘩出来ねぇじゃん!」それを聞いて私は微笑んだ。(やっぱり優しいな……)と思っていると「でもさ、確かに足が悪いのに旗を持ってるのって大変だよな」千冬さんは私の顔を見て言った。「……夢子?無理してねぇか?」場地さんも心配そうに言ったが、私は笑顔で答えた。「大丈夫ですよ!それに皆さんが私を歓迎してくれて嬉しいです!」と言うと二人は笑顔で言った。「そっか、なら良かったぜ」と場地くんが言うと千冬さんも頷いた。「夢子、明日は土曜日だからお前の家に遊びに行ってもいいか?」「お母さんに聞いてみるね」「なぁ、夢子ちゃん、、、」千冬さんからもお誘いを受けたので私は嬉しくなった。ーーー「ただいまー」と私は玄関の扉を開けると、お母さんが出迎えてくれたが「夢子!?大丈夫だった!!」お母さんは心配そうに駆け寄ってきた。「どうしたの?何かあったの?」私が不思議そうに聞くと「だって、、、暴走族の集会に呼ばれたって聞いて心配で……」とお母さんは言った。(そっか……心配させちゃったのか、、、、まぁ、そうだよねー)「大丈夫だよ!千冬さんも場地くんも優しかったし、東京卍會の総長さんにもあったんだ!」私が笑顔で言うとお母さんは驚いていた。(まぁ、驚くよね……いきなり暴走族の集会に行ってきたなんて言ったら)と思っているとお母さんは言った。「そうなの?」「うん!少し話しただけだけど、総長さんは優しい人だったよ」と言うとお母さんはホッとした表情になった。「そっかぁ……良かった」「うん!心配してくれてありがとう!」私がお礼を言うとお母さんは笑顔で言った。
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