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The usual one【ヒロアカ中心】

第3章 ナチュラルスキンシップ(爆豪勝己)


 「あ!っは、そ、んな……っ、動いちゃ、やだぁ……!」
 「動くな、っ、てか?っは、無理に、決まってんだろ……!」
 「も、だめ……っ……」

 気持ち良さに耐えきれなくなった繭莉が、ガクンと体勢を崩して床に手をついてしまう。
 
 「はぁっ、は……」
 「これで終わらせる程、俺は優しかねぇぞ」
 「え、あ、きゃぁ!」

 一度繭莉のナカから自身を抜き、細い身体を横抱きにしてベッドに向かう。

 「わ、たしっ、もう、むり……!」
 「っせぇな、言ったろ、こっからだって」

 そして、繭莉をベッドに押し付けると、正常位で再びその濡れそぼった秘所に思い切り挿入する。

 「や!ああぁっ!」

 挿入しただけで、ぎゅっと締まるナカに正直もう持っていかれそうだ。
 もう、我慢できなくてすぐに律動を始める。

 「あ、あっ、ぅあっ、は、ばく、ごうくん……っ」
 「ンな声で、っ、呼ぶんじゃ、ねぇよっ……!」

 気持ち良すぎて、優しくしてやれる余裕なんてない。

 あー……俺、相当キてんな。
 全部、コイツの所為だ。
 そんな顔で、そんな声で俺の名前なんか呼ぶから。

 「っく、は……繭莉」
 「っ!」

 名前を呼んだだけで、繭莉が吃驚した顔をしたのと同時にナカが一層ぎゅうっと締まった。 

 「何だぁ、っ、急に、締めやがって……は、」
 「だって、あっ、な、なまえ……っ……!」

 何だよ。
 名前呼ばれて感じんなら、何回だって呼んでやるよ。

 「繭莉、は……俺、やべ……っ、出そ……」
 「あ、ま、まって、なかはっ、だめぇ……!」

 中に出されると悟った繭莉が、そう懇願するけどもう、止まらない。

 「なに、今更しおらしく、っ、なってんだよ……っ……!」
 「やぁっ、あ、んあぁぁあっ!」

 勝己は、自分の欲をありったけ繭莉の中に注ぎ込んだ。

 「は……ぁ……はぁっ、は……」
 「繭莉」
 「……ん……?」

 悔しいけど、てめぇにはもう、敵わなさそうだ。

 「……好きだ」
 「……うん……」

 2人は、どちらからともなくキスをした。
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