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たまのケージ【ヒロアカ】

第16章 Drastic medicine(緑谷出久 ホークス)


律動を速めながら、赤くなって主張していた陰核を指で押し潰すと繭莉のナカが面白い程に締まった。

「あぁんっ!やら、も、イっく……あ、あ、あぁぁぁっ!」
「……っ……く……!」

絶頂して、ビクビクと波打つ膣内に思い切り俺の欲がゴム越しに流れ込む。


その薄膜が、煩わしい。


直接この欲をナカに注ぎ込んで、繭莉が妊娠してしまえばもしかしたら、俺のものになってくれるかもしれない。


 そんな考え、かなり狂ってるけど。


「は……はぁっ……」

一生懸命上がった息を整えようと浅い呼吸を繰り返す繭莉の頬にキスをした。



 好きだ、繭莉。



その言葉が言えない事だけが、酷く歯痒かった。













pm8:30。


一応仕事に一区切りをつけた俺は、家に帰ろうと街中を歩いていた。

「……ん……?」

すると、雑踏の中に懐かしい姿を発見した。

「……緑谷、くん……!」

俺に気付かず歩く緑谷くんに後ろから声をかけると、振り向いた彼はパッと顔を明るくした。

「あ、ホークス!お久しぶりです!」
「ねぇ緑谷くん。ちょっと、お茶しない?」


 オールマイトが好きな、恐らく雄英教師。


それが緑谷くんかもしれないと思っていた俺は、ついそんな事を言っていた。

話した所で、何がどうなるワケでもなさそうなのに。

「?僕、男ですけど……それでもよければぜひ!」
「え?何言ってんの?緑谷くん」

俺達は、ちょっとズレた会話をしながら近くにあったカフェに入った。




「いや、みんなのお陰でさ、前よりも少しは暇になったよ」
「そうですか……それは、よかったです」
テーブルの向かい側に座った緑谷くんは、歳の割になんとも無垢な笑顔で言った。

 きっとまだ、スレてないんだろうな。

そんな事を思っている内に、店員さんがやってくる。
「お待たせしました、カフェオレとブレンドコーヒーでございます」
そう言いながら、俺の方にブレンドコーヒーを置こうとした。
「あ、すんません。ブレンドそっちの彼で」
「あ!……失礼いたしました」

確かに、見た目だけで判断するなら俺がブレンドだろう。

「ごゆっくりお過ごしください」

店員さんを見送りつつ、砂糖の封を切りながら緑谷くんを見ると、彼はブラックのままコーヒーカップを傾けていた。
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