第12章 ゆめのプロポーズ2(相澤消太)
「……は……」
触れただけだった唇はすぐに離れて、だけどまだ鼻先が触れ合う程近い距離に相澤さんの顔があった。
「今帰らせないと、これだけじゃ済まなくなるぞ」
「っ!」
そ、それって……つまり……
「……いい、です……私……」
その言葉の意味が分からない訳じゃない。
私はもう、そこまで子供じゃないから。
「相澤さんが、いい……!」
自分からそうするのも少し恥ずかしかったけれど、ぎゅっと相澤さんの腕に抱きついた。
すると、小さく溜息を吐かれた。
「はぁ……どうなっても、いいんだな?」
「え、あ、きゃっ!」
私の身体はいつの間にか、ソファに沈んでいた。
そして、またキスをされる。
「……ん、んっ」
繰り返し触れるだけのキスをされて、私の身体は勝手にその先を求めて熱くなり始めた。
もっと、して欲しい……なんて。
こんな事、思っちゃっていいのかな……
そんな事を思っていると、唇の隙間から相澤さんの舌がするっと口内に入ってきて私の舌を器用に絡めとった。
どうすればいいのか分からなくて、あの日されたみたいに彼の舌をじゅっと吸うと、漏れた吐息が熱くなっているような気がした。
「……は、」
唇を解放されて、少し苦しくなっていた私は大きく息を吸った。
「……繭莉」
相澤さんの手が、振袖の上前を捲って長襦袢の中へ入ってきて、太腿をぐっと掴んだ。
そのまま、両脚をぐいっと左右に開かされる。
あ!
こんな、脚開いたら……!
「や!み、見えちゃう、こんな……!」
思わず脚を閉じようとしたけれど、相澤さんの身体が脚の間に入ってきてそれは叶わなかった。
こんなに、脚開かなきゃいけないの……?
恥ずかしくて、死んじゃう……
「あ、相澤さ……」
「……そんな顔で見られると、ヤバい」
「そんなって……あ!」
ショーツの上から秘所をつぅっと撫でられて、反射的に身体がビクついてしまう。
「あ、あ、だめ、そこ……っ、身体、びくびくって……!」
「ちゃんと、気持ちいいな?」
気持ちいい?
この……身体がジンジンして、あつくてどうにかなりそうなこの感覚が……
「っ、あ、きもち……いいの……っ……」
そう言った瞬間、足からショーツが抜き取られた。