• テキストサイズ

The usual one【ヒロアカ中心】

第6章 ブルーベリー・ナイツ(切島鋭児郎)


 ブラジャーの上から、胸をやわやわと揉まれてさっき爆豪くんとしたばっかりなのにまた感じてしまう。
 「ふ、んぁ……きり、しまく……」
 「すっげ、やらけぇ……最高」

 私の身体をなぞる切島くんの手が、どんどん下へ下りていく。
 「あっあ、やあっ……」
 そして、恥骨の辺りをすりすりと撫でられて、身体がぞくぞくとする。
 「ひゃ、ぁんっ、んぅ……っ……」
 「脱がすぞ」
 
 ……切島くんも、きっとこれから爆豪くんみたいな事、するんだ……

 する、とショーツを脱がされて、切島くんの指が秘所の上で主張する蕾にそっと触れた。
 「あ!んんっ……っは……」
 「熱くなってんな……気持ちいい?」
 「ぅん……っ、なん、か……あっ、きもち……!」
 「そ、か……」
 親指でぐりぐりと蕾を弄られて、私の腰はびくんと浮いた。
 「やぁ、ぁあん!ぐりぐり、やだぁ……」
 「やべ、止まんね……」
 溜息混じりにそう言った切島くんの指が2本、ぐちゅ、と音を立てて私の中に入ってくる。
 「あぅっ!っは、やぁ……ゆび……っ」

 ビクビクと震える私にお構いなく、2本の指が中でバラバラと暴れまわる。
 蕾と一緒に刺激されて、眩暈がしそうだ。

 このままされたら……イっちゃう……


 そう、思った時だった。


 ピピピ……と、電子音が部屋に響いた。

 「!っわり……」
 切島くんは慌ててポケットからスマホを出すと、顎と肩でそれを固定して喋り始めた。
 「もしもし?あぁ……あおいか。……今から?来るって?しゃーねぇな、分かったよ」

 ……あおい……

 名前的に、彼女かなんかなのかな……

 よかった、途中で終わって……

 「私、帰る……」

 そう言って、切島くんの下から抜け出すと、彼は手を合わせてゴメンと言うような表情をしていた。


 いや、ホント絆されなくてよかった。

 また勘違いしかけるところだった。

 私は、切島くんの家を出ると、もう寝てしまおうと思ってさっさと家に帰る事に決めた。



 そんな事があってから、一週間後。

 「おい、甘井」
 「あ、はい!どうされました?編集長」

 私は、ヒーロー活動の傍ら、出版社でライターとして働いていた。

 まぁ、緑谷くんと同じ感じで二足の草鞋ってやつだ。

 「お前に、インタビューして欲しい人間がいてな」
/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp