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夢主の家族の問題を三ツ谷が助けようとしてくれる話

第3章 憎しみ


「うん、そうだよ。でもさ、これ聞いてどう思った?お前……この声聞いてどう感じたの?」マイキーは真剣な眼差しを向ける。「……っ!それは……」夢子……正直に答えろ」「……すごく悲しかったし辛かった」「夢子ちゃんはこれからもコイツに暴力を振るわれ続けてもいいの?お前をサンドバックのように殴り続けることになるんだ!それでもお前は耐えれるっていうの?夢子ちゃんは耐えられるの?どうなの?」マイキーは感情のない冷たい声で問い詰める。「そ、それは……」夢子は少し俯くと小さな声で答える。「……もうこんな生活嫌だし……耐えられない! もうこんなの嫌!」夢子は目に涙を浮かべながら叫んだ。「よく言ったな」マイキーは優しい笑みを浮かべると、夢子の頭を撫でた。「え?あの……」「お前はこいつと別れたいのか?それとも改心させたいのか?どっち?」「改心?でも、もう無理だよ……この人には何言っても……」「大丈夫!俺に任せろ!」マイキーは自信たっぷりに答える。「俺は三ツ谷にそんなことしてほしくないし、夢子ちゃんにも辛い思いはさせたくないから……」
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