第57章 感謝の祝言― 永遠に輝く炎の絆
そして、ついに迎えた祝言の日。
産屋敷邸は、見たこともないほどの色とりどりの花と、ド派手な装飾で彩られた。
私は、白無垢に身を包み、お館様の前に座っている。
そして私の隣には、炭治郎くんを筆頭に、正装を纏った柱たちが勢揃いしていた。
「皆、今日という日を迎えられて、私は本当に嬉しいよ」
お館様の穏やかな声が響く。
「。君という光が、彼らの心を繋ぎ、新しい家族を作った。さあ、誓いの杯を交わそう」
炭治郎くんの温かな手、
実弥さんのゴツゴツとした逞しい手、
無一郎くんの柔らかな手、
義勇さんの少し震える手、
伊黒さんの細いけれど力強い手、
煉獄さんの頼もしく温かい手、
宇髄さんの大きな手、
そして悲鳴嶼さんの圧倒的な包容力のある手。
私は一人ずつと杯を交わし、そのたびに熱い接吻と、一生をかけた愛の誓いを受け取った。
「、愛してる。一生、俺たちの傍にいてくれ!」
炭治郎くんが叫び、全員がそれに続きます。
「当たり前だよ! 誰一人、欠けることなんて許さないんだから!」
青空の下、桜吹雪が舞い散る中で、私たちは一つの「家族」になった。
誰かを選ぶのではなく、全員で手を繋ぎ、未来へ歩き出す。
そこには、かつての悲しみも罪悪感もなく、ただ無限に広がる愛の熱量だけが、私たちの行く末を照らしていた。
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