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大事なモノ~みんなの幸せを祈って~【鬼滅の刃】

第41章 修羅場の朝― 義勇と実弥の強行突破


しのぶさんの「宣戦布告」が引き金となり、ついに柱たちの理性のタガが完全に外れた。



「お試しだか何だか知らねェが、そんなまどろっこしい真似、俺の性が合わねェんだよォ!」

実弥さんが、粉砕された襖の残骸を踏み越えて乱入してきた。

その背後には、言葉こそ発しないものの、瞳の奥にどす黒い執着を滾らせた義勇さんの姿も。



「冨岡さん、不死川さん! ここは蝶屋敷の病室ですよ、静かにしてください!」
炭治郎くんが私を庇うように前に出ますが、実弥さんはそれを片手で押し退け、私の手首を乱暴に、けれど離さないという強い意志を込めて掴み取る。

「炭治郎、てめェの甘いツラはもう見飽きたぜ。……、昨日からずっとこいつらと一緒だったんだろォ? 俺を待たせた罪は重いぜォ」

「……胡蝶。お前の独断専行は許されない」
義勇さんが、反対側から私の肩を抱き寄せた。

いつもは静かな義勇さんが、今は煮えたぎる熱湯のような圧力を放っている。

「炭治郎やカナヲにできることが、俺にできないはずがない。……今すぐ、俺のものになれ」

「ちょっと、皆さん!さんが困っているのが見えませんか!?」

しのぶさんが毒の仕込まれた日輪刀を抜きかけますが、宇髄さんまでが窓から派手に飛び込んできて、事態はさらに悪化していく。


「っはは! 共同生活なら人数が多い方が派手でいいじゃねェか! 俺も混ぜろよ、お前ら!」

結局、しのぶさんの部屋は、炭治郎くん、カナヲちゃん、しのぶさん、義勇さん、実弥さん、宇髄さん、そして私という、とんでもない密度の「愛の監獄」と化した。

「あ、あの……皆さん、落ち着いて……っ!」
「落ち着いてなどいられるか!、お前が誰のものか、今ここでハッキリと身体に刻み込んでやる!」

実弥さんが私の着物の合わせに手をかけ、首筋に力強い痕を刻まれる。

「……不死川、代われ。次は俺だ」
義勇さんが実弥さんを突き飛ばす勢いで、私の唇を奪いに来た。


「二人とも、強引すぎます……。さんは、僕たちが優しくしてあげますから」
炭治郎くんとカナヲちゃんが、私の足元や手を握り、執着を隠さない瞳で私を見つめる。

しのぶさんは「もう、こうなったらヤケですね」と毒を捨て、宇髄さんと共に私の腰や背中を「審判」以上の熱量で攻め立て始めるのであった。
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