• テキストサイズ

【ハイキュー!!】矢印の先に、俺(私)はいない【R指定】

第15章 Loving Them Is Ruining Me


黒尾はすぐに答えなかった。

仁美の言葉を聞いて、バツが悪そうに視線を落とし、指先をぎゅっと握る。





「……違う。」

それから、言いづらそうに続ける。

「……俺が、だよ。俺が……汚した。」






その言葉の意味を理解した瞬間、仁美 の呼吸が止まった。

唖然として黒尾を見る。






黒尾は申し訳無さそうに目線を泳がせながら表情を曇らせていた。

その黒尾の表情で、何故自分が裸になっていたのか、体が濡れていたのか理解した。






仁美が返答に困っていると黒尾は目を逸らしたまま、小さく続けた。

「……汚すつもりはなかったんだけど…我慢出来なくて……出ちゃって……ごめん……。」






仁美が唖然と黒尾を見ていたその時、扉が開いた。

扉の方を見ると、研磨が戻っていた。

腕には、畳まれた仁美の服。






そして、その上に乗せられた下着。

洗いたての乾燥機の匂い。

それを見た瞬間、仁美 の頬が一気に熱を持った。






言葉よりもはっきりと、昨夜と今日一日が、そこに残っていた。
/ 349ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp