イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第8章 君は一体何者?
忍者刀を抜いて構えている顔半分が隠れた風魔小太郎
佐「何で…、風魔がルナちゃんを守ってんのさ…!!?」
佐助の言う通り、風魔はルナを後ろに隠して守るように構えているのである
佐「…ルナちゃん、風魔と繋がりがあったの…?」
ルナを見る佐助の目が変わった。 それは…
"疑い"の目
『何故来た風魔小太郎!!? 私の事はもう放っておけと言っただろう…!!?』
ボスッとルナは風魔の背中を殴った
風魔は無言のまま少し考え、忍者刀をしまってルナをひょいっと抱き上げて肩に担いだ
佐「なっ…!!? 待て!!!!」
佐助は呼び止めたが、風魔は聞かずに宵闇の羽を一枚だけ残して消えた
佐(ルナちゃん…!! アンタは間者だったの…!!?)
ぐっとしかめた表情をした佐助は風魔を追った