イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第2章 美しき銀の妖
幸村はグッと拳を握った
幸「覚悟しろ!! 佐助ぇええ!!!!」
佐「ちょっ待っ…!!! いやぁあああ!!!!!!(絶叫)」
そして今に至る
佐助は幸村に殴られた頬を水で冷やしていたのだ
佐「絶対に俺様になりすましてる奴が居る…! 何で俺様が旦那に殴られなきゃいけないのさ…!!(怒)」
佐助はガバッと立ち上がり
佐「絶対に黒幕の尻尾を掴んでみせる…!!!!」
心に強く誓ったのだ
『へっくしゅんっ…!!』
厨に立って洗い物の仕事をしている別の佐助がくしゃみをした
黒幕はこの者だ
名をルナ
佐『誰かが俺様の噂をしてるのかなぁ~…。 何てね』
女「あぁ猿飛様…! それは私達女中がやりますので…!!」
一人の女中が慌てて佐助(ルナ)の元に駆け寄って来た
佐『いいのいいの! 俺様好きで勝手にやってるからさ』
女「しっしかし…」
『洗い物って手が荒れやすいでしょ~? たまにはお肌の事とか考えないと♪』
女「あっありがとうございます…//」
佐助(ルナ)の言葉に少し照れる女中
佐『よし。 終わったっと…』