イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第2章 美しき銀の妖
幸「佐助、佐助は居らぬか」
落ち着いた幸村の声が廊下から聞こえてきた
女「真田様がお呼びですよ猿飛様」
佐『んー呼ばれてるね…。 ちょっと行ってくるわ』
佐助(ルナ)は名を呼ぶ幸村の元に仕方なく行く事にした
幸「佐助!」
佐『はーい? お呼びですか旦那?』
キョロキョロと周りを見渡す幸村の元に佐助(ルナ)は現れた
何故か幸村は少し驚いた表情をしている
佐『…? どうしたの旦那?(まさかバレた…?)』
幸「いっいや…。 佐助が俺の元に来てくれるとは思わなかったものだから…」
佐『あ、なーんだ。 そんな事で悩んでたの? 殴られたのは痛かったけど俺様全然気にしてないよ?vV』
佐助(ルナ)はニコーッと明るい表情で笑った
「へぇ、よく俺様になりきれてんじゃん? 何処の忍?」
幸村の声が低い違う声に変わった
佐『…!!? 真田の旦那じゃない…!!?』
佐「正解ー♪ 俺様は本物の猿飛佐助様だよ?」
幸村から元の姿に戻った佐助がニッコリ笑った
佐『うわー。 やられたよ俺様! 罠にはまっちゃったってやつ?vV』