イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第5章 太陽と月は仲が悪い??
『完全に気配消してたのに! …とか、佐助君が思ってた事を読んだりしてないさ』
佐「してたんじゃん! 完全に心読んだじゃん!!?」
佐助はゼェーゼェーと肩を上下に揺らす
『…困ったなぁ…』
佐「なっ何が? 俺様が現れたから?」
『私はあまりボケが上手くないんだよね』
佐「俺だってツッコミが得意訳じゃないからね!!?」
『では出かけて来るよ佐助! 1週間程で帰ってくるから』
佐「コラ! ダメに決まってるでしょーがっ!! ルナが居なくなったら旦那が暴れちゃ『どろーん!』話を最後まで聞きなさぁあああい!!!!」
ルナは佐助が話終える前に煙玉で姿を隠した
佐「そう簡単に行かせない…よっ!!!!」
佐助は煙の中で微かに見えた黒い影を捕まえた
=ふわりっ=
黒い影は異常なほどか・る・い…
『にゃー』
佐「…猫…?」
佐助が捕まえた黒い影は猫だった。 周りを見渡すが、ルナの姿はない
佐「ねっ猫を囮にした…!!? もー!! 許さないんだからあの子ぉおおお!!!!(怒)」
佐助は猫から手を離し、何処かへ消え去って行った
猫は綺麗に地面に着地し…
『ふっ…』