イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第3章 え、君、誰?
少女は飛び上がって天井に背中を向けて張り付いた
幸「なっ何とも身軽な…!!?」
佐「そこ!!?;」
『あ、何だぁ…。 佐助と幸村だったのか…』
少女は二人を確認して天井から元居た場所に降り立った
佐「一体アンタには俺達が何に見えてたのさ;」
『何か…。 黒くてテカテカしてて素早いゴk「分かったから全部言わないでぇええ!!!!」おっおぅ…』
佐「…で、何してんの?」
『え? …二度寝?』
佐「疑問を疑問系で返さないでくれる!!?; ってか、え、君、誰?」
問いかけてくる佐助に少女はため息をついた
佐「何で俺がため息つかれなきゃいけないの!!?;」
佐(声)『アハー♪ 昨日は散々俺様がイタズラしたのに忘れちゃったのかなー?』
佐「え、俺の声…?」
佐助は姿は少女のままなのに、声だけが佐助そっくりな事に驚く
幸「いっ今この女子から佐助の声が聞こえたでござる!!」
幸(声)『幸村ぁああ!!!! 昨日某と兄弟になった約束を忘れてしまったのですかぁあああ!!!?』
次は幸村の声に
幸「わっ忘れてはおらぬぞ偽某ぃぃいいい!!!!」
佐「朝からうるさいっ!!!! え、じゃあ昨日の俺や旦那の偽物…?」