イタズラ好きなあの子は天使のよう *戦国BASARA*
第3章 え、君、誰?
ちゃんとここ、上田城の正式(?)な住人になってから一日目の朝を迎えた
佐「…全然眠れなかった…」
佐助は下に隈が出来ている目を擦った
佐(あれもこれもあの偽物の忍のせいだっ…! 大体あいつは何処で寝てるんだ…!!?)
そう、佐助は夜中ずっとルナを探していたのである
佐「忍のくせに屋根裏に居なかったし…。 せっかく用意してやった部屋にも居なかった…、一体何処で…」
佐助は顎に手を当てて深く考えていたら…
ちょっと嫌な事を思いついてしまった
佐「まっまさかのまさかだよね…? 旦那と仲が良くなったから一緒にだなんて…」
間を置いて佐助は考えると
佐「…行ってみよう、うん」
覗きに行く事にしました←
ーー。
幸村の部屋の天井裏にやってきた佐助はそっと天井の板(?)を外して下を見る
…まだ幸村は気持ちよさそうに眠っていた
佐(…ん?;)
よく見ると、幸村と同じ布団にもう一人誰かが入っている事に気付く
佐「まっまさか本当に一緒に寝ちゃってんの…?」
佐助は部屋の中に降り、こっそり音を立てずに布団に近づいて布団をめくり上げた
佐「…は?」