第6章 【闇夜の太陽/2章:ロー落ち編】05話04話の裏話
《AnotherStory/闇夜の太陽》ロー落ち編
第2章│05/10話:1(4/4)/1P┃16/32P
━━━━━━━━━━━
「はっ!」
「…起きたか?」
「ゴメン意識飛んでた……てなんで抜いてないの!?」
「このまま2ラウンド行ってイイか?」
「え、ちょ、………聞いてくれてる感じなんだけど、コレ私に拒否権と選択権ないよね?」
「はは、分かってんじゃん。全部当たり」
「~~~~!!………ばーか」
チュッ
なつかしいことを言うローくんになつかしの反応で返して、優しいキスをすると口角を上げて深くて濃厚な口づけをくれる。そのまま彼の首に手を回すとさらに深くして音がするように舌を絡めた。でもその間にローくんの空いている手は私の胸の先端をいやらしく弄っている。
「…あっ……ゃんっ……ぁっ、ばか、………どっちもきもちイっ……あんっ」
「イイのか?………さっきみたいにイヤらしい声をたくさん出して、よがったりねだったりしてもいいんだぜ?今日はなにが起きてもギリギリまでスルつもりだから、覚悟しとけよ」
怖いことを平然と言い放つローくんはゆっくりと腰を動かし始めた。そのなまめかしい動きと妖艶な瞳にどうもクラクラしてしまう。
グチュ…………グチュリ………
「…ぁ…だめ…も……意地…張ったり、強がったりする余裕…が……な…い………ぁぁッ」
ふるえる身体でローくんにしがみつくと軽く口づけしてくれて、腰の律動を早める。
グチュ……グチュ……ヌチュ……ヌチュ
「あっぁ、アンッ……ぁぁぁ」
「どんな…━━━も…好きだから……」
「うんロー……ロー………ロー………!!」
「あ───────っっ!!!!」
2回目以降の行為は、身体に残っている感覚と快楽、上がっている体温、ローくんの妙な雰囲気と視線………などなど、もろもろの要因ですっかりその気になっているこの身体は、わりとすぐに絶頂を迎えるのだった。
最中の間もずっとナマで抱き合っている私からローくんは自身を抜くことはあまりなくて、腟内で縦横無尽に大きくなったり硬くなるものだから、それだけで達してしまいそうな気持ちよさに駆られるのだこの身体は。
(確信犯…………!?)
「~~!……あの…ずっと入ってるから……」
「コレもイイんですよね━━━さん?」
(………やっぱり……)
