第5章 【闇夜の太陽/2章:ロー落ち編】04話
《AnotherStory/闇夜の太陽》ロー落ち編
第2章│01話【━━━━━━━━━】
04/10話:1(3/3)/1P┃12/32P┃1650字
ドリノベ様再投稿用変加筆済
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「あ"──と、こ、こんな感じです…………」
「これからは宿がある島に優先して停まる」
(こんな言葉と顔いっぱいの悪どい笑みを讃えてる、ってことはキラわれたり、引かれてはいないのかな。……よかった)
優しくローくんはまた私の後ろ頭に腕を回して軽い口づけをして、つぶやいた。
「………幸せだった。だからそんな顔すんな」
「だって…………いやいやいや………」
自分の反応と行いもローくんの行為も思えば思うほどにはずかしくてハズかしくてはずかしくて………死んでしまいそうな私はひたすら小さくなるしかなかったんです。
執筆日〔2024,05,09〕