第3章 南波くんの重たい愛
でも、ただこのまま流されてシてしまえばきっと後悔する。
そんなのは嫌だと思い、彼を真剣な目で見つめた。
「…そんなわけないやろ。」
「え…。」
「遊びでお前とするわけないやろって言ってんの。」
南波くんは私の眼差しに応えるように、真剣な顔つきで言い放った。
遊びじゃないなら、、、。
私のこと、、。
するといきなり柔らかい唇が私の口を塞ぐ。
「…っ!!」
そのまま強引に舌を捩じ込まれ、ゆっくりと口の中をかき乱してきた。
……くちゅ。…ちゅっ。
部屋に響くリップ音に意識が滅入りそうになる。