第2章 芹沢先輩
そういえば、先輩はお酒強いんだろうか。
私は、飲む頻度が多いこともあってそれなりに耐性は付いてる方だ。
最後に限界まで飲んだのは大学以来ないかったかな。
限界まで飲むと記憶無くなるから気をつけないと。
「古村さん。笑顔も可愛いって思ったけど、さっきみたいにころころ表情変えるのも可愛いよね。」
「げほっ!!!」
予期せぬ"可愛いよね"発言に咽せた私。
最近、仕事中は全くと言っていいくらい普通の会話しかしなかった為、久しぶりのやばい発言に顔を赤くした。
「ご、ごめんなさい!咽せてしまって!…可愛いとか言われたの久しぶりすぎてちょっと耐性が、、。」