第2章 芹沢先輩
企画のこと、、。
あ、企画のことか。
それなら確かに。
と自分を納得させた。
「そ、そうなんですよ。でもメインは私なので、先輩にはあまり迷惑かけないように作るつもりです。」
「いやいや。俺たちに頼まれた仕事なんでしょ。迷惑かけてよ。」
再び、耳に響く低い声。
じーっとこちらを見つめてくるその瞳。
大人の色気というか、危険な香りが一瞬にしてこの空間を二人きりにさせる。
あー、まずい。
この感覚なんなんだろう。
今まで出会った男性の中でも、相手をかなりメロつかせる人種だ。
「古村さん真面目だから頼りづらいかもしれないけど、いつでも声かけて。」