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愛が重たいです、南波くん【R18】

第5章 ダークホース




私を除く二人が楽しそうに話している。

三人でいるはずなのに、自分だけ何故か蚊帳の外から見ている気分になった。

…とりあえず、お酒飲もう。

気を紛らわせるために、少しだけ度数の高いドリンクを注文する。

「南波先輩、絶対モテますよね〜!トークスキル高いし、面白いです!」

「やっぱり大阪の血を引いとんのかなー。そう言われると自信湧いてきたわ!やっぱり古村とちゃうな〜、村瀬ちゃんは。」

「そんなことないですよ〜!古村先輩もめちゃくちゃ優しいんですから!」

「………。」

なら、どうして彼は告白なんかしてきたんだろう。
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