第2章 喧騒と日常
(わぁ…………)
はっきり言っちゃったよ晴竜さん
雨竜さんも頷いているし
言った瞬間急に空気がピリビリし始めたような感じがする
(…というかしてるよねこれ)
(はぁ…)
(…どうして…こんな事に)
実はそうなのだ
私にアプローチをして振り向かせることが決定事項となっているらしい?(未だに理解できてないのだが)
椿ちゃんと梶さんには答えを待って欲しいと言っただけなのだけど
そういったら二人とも
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[………そう]
[…別に待てる]
[[なら]]
[アプローチくらいいいわよね?]
[……振り向かせちゃだめか]
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思っていたことと違うものが返ってきてしまってた
最初は二人から途中何故か晴竜さん達も加わり中々カオスなことになってしまっている
私?
当の私は困惑してしまって頭がこんがらかってしまっている
まさか晴竜さん達にそんな事言われるなんて想定外だし"それに"
[まぁ…そうだけど…]
[だからといって……]
(…………!)
(わ…いけない)
危ないところだった どうやら耽りすぎたらしい
椿ちゃん達の言葉に現実に戻される
[それとこれとは別だと思いますけど]
[うわっ痛いところつくね]
[あら 言われたわね晴竜…って……]
[雨竜………あんた…!また…]