第19章 美命
「っ……嘘でしょ…」
朝、目が覚めて起き上がる。にゅるっとナカから何かが抜けていった。宗四郎も途中で寝た?腕から抜け出したことで起きたのか、お腹に手が回ってきて、引き寄せられる。
そのままお尻に擦り付けてきて、だんだんと主張していく宗四郎。もしかして、またする気じゃ…。
「ね、離して…!しないよ!昨日いっぱいした!」
「澪も昨日、僕がしぃひん言うとるのに、挿れて言うたから、してあげたやん?」
あれは…宗四郎がそういう触り方したから…でもその後は宗四郎に散々、ぐちゃぐちゃにされた。
「ふふ、好きやで…澪っ!」
「ひゃ!入ってる!あっ、ま……やぁ…」
挿れとるからなと私のナカに挿れた自身の抽挿を始める。座った状態のまま奥を突き上げられて、逃げようにも、お腹に回された腕で逃げられない。
徐々に快感で力が入らなくなる。宗四郎に寄りかかりながら、首筋に噛み付いた。少し痛がる宗四郎を見て、すぐに歯を離した。
「そんな怒らんといて…1回で終わるからっ…!」
胸を揉みながら舌を絡ませてくる。もう、抵抗すら出来なかった。