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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第18章 愛縛 〜縛愛〜


立ち上がって浴槽から出る。繋がったままの宗四郎が、私のナカから抜けていった。ドロドロと太腿に伝っていく。

「ん、はぁ……あ、宗四郎が出てっちゃう…」

「え?僕は出ていかんけど…って、ソレかい。君、ほんまは中出しされて、めっちゃ喜んどるやろ?」

好きな人が、妊娠してもいい、結婚したいって言ってる証拠みたいな感じがしたから…幾らでもナカに欲しい。ただ…今出来ても、正直困るけど…。

背中から宗四郎に寄りかかり、見上げてキスをする。舌が絡んで、やっと離れた頃には、意識が飛びかけていた。

「ねぇ、クラクラする…」

「逆上せてしもたかな…精子出すから、もうちょい我慢してな?」

目が回って気持ち悪い。身体を完全に宗四郎に預け、後のことは全て任せた。ナカを掻き回され、掠れた声を漏らしながら目を瞑って、絶対お返ししよう…と考えていた。
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