第18章 愛縛 〜縛愛〜
「おっしゃー、僕の澪の時間や」
僕の、って…訓練が終わり、床に座り込むと宗四郎が後ろから抱きついてくる。汗を舐め上げ、両手両足で私をホールドしてくる。苦しい…。
「あ、今日カフカ来るんやった。やっとイチャイチャ出来る思ったんに…」
「今日、非番なのに?」
そやで〜と首に顔を埋めて、何度もキスをしてくる。声が漏れて恥ずかしい。オペレーターたちに聞こえてるかも…というか、見られているかもしれない。
無理やり引き剥がし、スーツを脱ぎに行く。二人でスーツを脱ぎ隊服を着ると、ファスナーを上げる前に後ろから胸を持ち上げるように揉まれた。
「だからっ…ここもカメラある!」
宗四郎は気にせずに揉み続けた。指が膨らみに沈んで形を変える。たまに布越しに突起に擦れて、ピクッと反応していた。
「なぁ、先帰る?それとも、一緒おる?」
「どうして欲しい?」
決まっとるやろと、その腕から解放されることはなかった。