• テキストサイズ

偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第18章 愛縛 〜縛愛〜


「おっしゃー、僕の澪の時間や」

僕の、って…訓練が終わり、床に座り込むと宗四郎が後ろから抱きついてくる。汗を舐め上げ、両手両足で私をホールドしてくる。苦しい…。

「あ、今日カフカ来るんやった。やっとイチャイチャ出来る思ったんに…」

「今日、非番なのに?」

そやで〜と首に顔を埋めて、何度もキスをしてくる。声が漏れて恥ずかしい。オペレーターたちに聞こえてるかも…というか、見られているかもしれない。

無理やり引き剥がし、スーツを脱ぎに行く。二人でスーツを脱ぎ隊服を着ると、ファスナーを上げる前に後ろから胸を持ち上げるように揉まれた。

「だからっ…ここもカメラある!」

宗四郎は気にせずに揉み続けた。指が膨らみに沈んで形を変える。たまに布越しに突起に擦れて、ピクッと反応していた。

「なぁ、先帰る?それとも、一緒おる?」

「どうして欲しい?」

決まっとるやろと、その腕から解放されることはなかった。
/ 410ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp