第4章 指令
「今日は一緒でええ?あ、飯、美味かったで。おおきに」
笑う彼の綺麗な唇から覗く八重歯が光る。そして、私が寝るところを言っているようだ。一緒って…副隊長と同じベッドで寝るってことですか…?
ソファ使ってもいいかと聞けば、何故かわからないが嫌やと言われた。
「ソファで一緒なんて無理や。狭い」
「いや…私がソファで寝て、副隊長がベッドで…ってことなんですが…」
あ…と呟いた彼は顔を背けて耳を赤くしていた。あんな距離近いくせに…触れてくるくせに、そこは照れるんだ。
一緒でええ…と顔を背けたまま呟き、スマホを弄り出した。なんなの…可愛過ぎるんですが。いや、なんで一緒じゃないといけないんですか。
少しすると寝るでと立ち上がり、肩あたりの服を軽く引っ張られる。同じ空間にいるのと、副隊長の可愛さに悶絶しそうだった。