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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第18章 愛縛 〜縛愛〜


「ははっ、タオル持ってくるわ」

持っててと電マを持たせられて、当てておかないと怒ると脅しながら寝室を出ていった。嘘でしょ…。

溢れてくる液体の温かさを感じながら、必死に耐えていた。さっきまで全然イかせてもらえなかったのに、今度は泣く程イかせられている。

戻ってきた宗四郎は私の腰の下にタオルを敷いて、電マを私の手から奪った。震える電マを陰核にぐりぐりと押し付ける。

「ちゃんと当てとったんやね、偉いやん。従順な子、好きやよ」

「んっ、あ…ね、も、むりぃ……んぁあっ」

無理やないやんとビクビクと震える腰を掴んで笑う。もう充分お仕置は受けたと思うのだが…。どうしたらやめてくれるのだろうか。

ベッドに身体を力無く預け、身体を震わせ続ける。バイブを激しく出し入れされ、果てると、やっとスイッチは切れた。ゆっくりと抜かれていき、電マも離れていく。

解放されたと思っていると、今度は指が入ってきて、ぐちゅぐちゅと激しい水音を立てる。バラバラに蠢く2本の指でまた果てた。

「澪んナカ、とろっとろでめっちゃ熱い…お仕置やから、生でするで。中出しはせんから…」

間に合わなくてもアフピルを飲むことを禁止された。出来たらどうするつもりなのだろう…。でももう、この人は私が悲しむことはしないと信じている。

ぴとっ…と触れた熱い先は、そのままぬるっと滑って陰核に擦れる。くちゅ、くちゅ…と擦れる度に水音が鳴る。宗四郎は妖艶に笑って少し汗を垂らし、息を大きく吐きながらゆっくりと自身を沈めた。
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