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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第18章 愛縛 〜縛愛〜


お風呂から上がると嬉しそうにモンブランにフォークを刺した。その手でさっきまで何触ってたか覚えてるんだろうか…。

「ねぇ…モンブランと私、どっちが好き?」

「……なんや、仕事と私どっちが大事なの、みたいな質問…」

それは仕事でもいいです。宗四郎にとってどれだけ大事か知ってるから。ただ…モンブランには負けたくない。

「どっちやと思う?」

差し出されたモンブランを口に含んだ。それで答えがわかった気がした。ニコニコしながら黙っていると、怖いんやけどと眉間に皺を寄せる。

「答えないんかい。ほな、君は?プリンと僕、どっち?」

笑いながら頬に口付けた。宗四郎はそうかと笑ってモンブランを平らげる。フォークを置いて私をソファに押し倒し、モンブランの甘さが残った舌を絡ませた。

絡まる舌に必死に応えていると、糸を引きながら離れていく。ズボンや下着を膝まで下ろされると、膝裏を持って上げられ、宗四郎は股に顔を埋めた。

じゅっじゅと音を立てながら陰核を吸って、膣口から舐め上げる。気持ち良さに甘い声を漏らしていると、ナカに舌が入った。

そのまま舐められていると舌が抜かれ、今度は指が入ってくる。ゆっくり確かめるように刺激しながら、クスクスと笑っていた。
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