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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第14章 愛縛 〜抱愛〜


「あ…んっ、やだ…お風呂入ってからがいい…ぁん」

「ん…僕も嫌や、今がええ」

舌をナカに押し込んで蠢く。だがすぐに抜けたので慌てて振り向いて止めた。基地内でこんな…。

赤紫の瞳が真っ直ぐ私を捉えた。

「嫌なん?僕、こないお願いしとんのに…」

拗ねたような声を発し、唇を尖らせている。
夜も朝もしたのに…毎日って、1日1回じゃないの?

「えっちさせてや」

セックスからえっちになった!…って、そこじゃなくて…どうせすぐ、"アヤ"のとこ行くくせに。

結局、私の身体も彼を求めている。でも、どうしても引っかかるのだ。他の人の存在が。
身体だけだとわかっているのに、その心さえも求めてしまうのだ。

また腰を掴まれて窓に手をつかされると、宗四郎さんは自身の指を舐めて濡らし、私のナカに遠慮なく挿れてくる。少し回すようにナカを撫でると、くちゅくちゅと出し入れを始めた。

身体が熱くなっていく。頭が蕩けて、全て委ねたくなった。
わかったから…何も聞かないから、どこにも行かないで…。

「ほんまに嫌なん?濡れてきとるで…可愛ええ声も聞こえとる。なぁ…僕にどうされたい?」

耳元で囁かれて、身体がビクビクと反応する。

「……僕が欲しい言うて。はよせぇへんと、僕のパンツ濡れてまう。澪のせいやで。我慢させるから」

どうされたいって…行かないでって言っていいの?私を好きになってって言っていいの?宗四郎さんの全部欲しいって言ったら、くれるの?

「……そ、宗四郎さんが、欲しい…」

「僕の何が欲しいん?」

なんでそんなこと聞くの?

止まらない指の動きに、私は限界を迎えていた。それなのに、途中で刺激が止まり、指を引き抜かれる。腰をくねらせながら、膣が伸縮する。

「言わんと、イかせてやらん」

やっぱり、宗四郎さんは意地悪だ。

また入ってきた指は激しく動き始め、イきそうになるとまた引き抜かれる。こんなの…耐えられるはずない。

「宗四郎さんの、全部……全部欲しいっ…!」
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