• テキストサイズ

偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第14章 愛縛 〜抱愛〜


「まだ目ぇ覚めとらん?…ちんこ挿れたら覚めるんとちゃう?」

指がゆっくり入ってきて、気持ちいいところをノックするように優しくトントンと刺激する。ボーッとしたまま、身体だけが正直だった。

眠いのにもっと欲しい、もっと触って。大好きな宗四郎さんに触られてるのが嬉しい。このまま私だけを見てくれたらいいのに…。

目を開けていることが出来ず、瞑って身体だけ反応していると、起きとる?と笑われた。こんなに反応してしまっているのに、寝てたらすごいよ…。

息が荒くなってきて、鼓動も早くなる。頭の中が宗四郎さんだけになる。

グッと奥に押し込まれて指先が奥に触れ、ぐちゅぐちゅと水音が鳴る程激しく、膣壁を撫でながら出し入れされる。そんなことをされれば、すぐに膝を閉じて、腰を震わせた。

「澪…ええ?澪が欲しい」

宗四郎さんの熱が膣口に触れる。勝手に膣がパクパクして飲み込もうとしている。宗四郎さんが嬉しそうに笑う声が聞こえた。

「ふふ、まだあかんよ。ゴムつけてへん」

ギシッ…と私の身体の横に手をついてナイトテーブルに手を伸ばしているようだ。薄らと目を開けて、クルクルとつけていく彼を見つめた。

ぴとっ…と触れた熱に心が高揚した。
/ 409ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp