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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第13章 宵闇 〜恋闇〜


「はは…シャワー浴びんとな……澪ちゃんの身体にかけてしもたわ」

鏡に映る私の顔は真っ赤で蕩け切っている。屈んでいることでたるんだ服の中に、宗四郎さんの熱がついていた。太腿からも白濁が零れ落ちる。

ぎゅっと閉じた太腿から宗四郎さんが抜けていき、その感覚に寂しさを覚えながらも、擦れる度に甘い声を漏らした。

肩で息をしながらバクバクと脈打つ心臓を落ち着けていく。好きな人に触れてもらえる喜びに浸りながら…。

「澪ちゃん、脱ごか」

Tシャツを脱がせられて、顔に白濁がつく。宗四郎さんは笑いながらすまんと謝り、指で掬い取った。

自力で立っていることが出来ない私をゆっくり床に座らせ、Tシャツを軽く洗い洗濯機に放り込む彼の姿を見つめる。
ブラも取られて、洗濯機に入っていった。

抱えられてシャワーを浴び、なんとか余韻から抜け出すことが出来た私は、朝ご飯の準備を始めた。
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