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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第13章 宵闇 〜恋闇〜


鼓動や息を整えて立ち上がると、まだやとズボンを下げられた。いやいや、何してるの?
慌てて履こうとしたが、宗四郎さんの手が離れない。

無理やり逃げようとしたら転びそうになって扉に手をつく。そのまま下着まで剥ぎ取られてしまった。

「ほな、顔洗いに行こか」

必死に前を隠しながら、宗四郎さんの手に握られた下着とズボンを見る。返して…。

別の物を履こうと思ったが、手を引かれて部屋を出ていく。

洗面所につくと先に洗ってええでと譲られて顔を洗い始めると、背中にピタッとくっついてくる。太腿に這った手が片足を持ち上げて、空いている手が私の中に入ってきた。

「っ!ちょっと!朝から何して…」

「そこに穴があるからいけないねん」

訳がわからないんですけど…。
宗四郎さんはキスで濡れた私のソコに優しく触れる。水音が響き、もう私の頭は真っ白だ。

洗面台に手をついて、濡れたままの私の真っ赤な顔が鏡に映される。甘い声を漏らしながら震える度に、顎から雫が零れていった。

「澪…ケツ、突き出して」

言われるがままに洗面所に手をついたまま、腰を曲げてお尻を突き出す。恥ずかしいのに、耳元で彼の声で甘く囁かれると応えてしまうのだ。

すると宗四郎さんは指を抜いて、熱いモノを擦り付けてきた。しちゃうの…?
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