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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第13章 宵闇 〜恋闇〜


薬のついた手を洗いに洗面所に向かうと、宗四郎さんがTシャツの袖を掴みながらついてくる。可愛い…けど、服は着て欲しい。ほぼ包帯で隠れてるけど気になる。

洗面所で手を洗っていると後ろに立つ宗四郎さんが腕を撫でてくる。ゆっくり上がっていき、袖の中に指が入っていった。擽ったい…これがお返しだろうか…。

手を洗っているので特に何もしないでいると、指がブラのストラップにかかり、そのまま下ろされて袖から覗いた。

「な、なに…?」

宗四郎さんは答える気がないようだ。

鏡に映る自身の顔が真っ赤で、恥ずかしくて顔を逸らした。それなのに顎を持たれて、真っ直ぐ鏡を見せられる。

「僕に触られて、自分がどんな顔しとるかちゃんと見とき」

Tシャツの上からブラをずらされて、Tシャツを肌に密着させて張る。浮き出てくる突起に、耳まで真っ赤にした自分を見るのが恥ずかしい。

突起を指で弾かれて、身体を震わせながら応える。爪で引っ掻いて、もう片方はきゅっと摘まれた。

「勃ってきたで。気持ちええやろ?……僕以外にこないな姿見せたら…わかっとるな?」

耳元で甘く囁かれて、身体の温度が上がっていく。
なんで意地悪ばっかするの…私の心臓が持たない。

「あ…宗四郎さん、んっ…やぁ…」

「さっきまんこばっかやったからな…おっぱいも触って欲しかったやろ?」

耳元でそんな言葉、囁かないで…キャパオーバーで涙目になっていく。こんなことで泣きたくないのに。

爪で引っ掻かれていると気持ち良すぎて、腰が引けていく。胸を触る彼の腕に支えながら善がるしかなかった。
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