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偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第13章 宵闇 〜恋闇〜


口や手を洗ってくるように言われて、すぐに洗って戻ってくると手招きをされ、横になっている彼の隣に座った。

「足、開いて。もうちょいナカ弄る。怪我治ったらセックスするんやろ?毎日解したる」

内腿を撫でられてピクッと反応する。

「今日はもう…」

ええからと言われて、私はよくない…と思いながら膝立ちになって足を開いた。茂みを這った指が割れ目を割き、ゆっくり沈んでくる。

「痛ない?2本入ってるんやけど…」

痛くないと呟き、快感に悶える。
指を唇に当てて目を細め、甘い吐息を漏らしながら宗四郎さんを見つめる。
宗四郎さんは嬉しそうに笑った。

親指で陰核を擦られ、ダメ…と腕を掴むが、その手には力が入っていなかった。

ナカの少し奥をノックするようにトントンと刺激されていれば、陰核を触られているのもあり、腰が勝手にくねくねと動く。もう、きちゃう…。

「めっちゃ気持ち良さそうやん…激しいして欲し?」

頷くと、ぐちゅぐちゅと激しい水音をたてて、出し入れしながらナカを掻き回す。その刺激に息が止まる。

込み上げてくる快感が頭の先まで上り詰めて弾けた。背中を反らせて熱い吐息が甘い声と共に漏れた。

「ははっ…吹いてもうたん?ナカ弄られるん初めてやろ?えっちやなぁ…」

まだ指が入ったままだが耐えられず腰を下ろし、濡れた彼の腕とシーツを、心臓がバクバクしたまま見つめた。
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