• テキストサイズ

偽りの私たちが零す涙は【保科宗四郎】

第9章 仮契 〜忍契〜


ご飯を作って副隊長はゆっくり食っとってと頭を撫でてシャワーを浴びに行った。

少し食べてから浴室に向かう。服を着たままなのも気にせず、シャワーを浴びる副隊長の背中に抱きついた。

「どしたん?着替えなあかんやん」

お腹に回した手を下腹部に移し、茂みを通って触れた。

「……澪ちゃん、冷静になれへん?さっきも僕に流されて…したいけど、後悔して欲しないんや」

副隊長の言葉と身体は矛盾していた。手の中で彼が大きくなっていく。引き剥がそうとしない彼の熱を撫でて、硬くなったモノを握って扱いた。

息が荒くなっていく副隊長の肩に顎を乗せて、耳元で気持ちいい?と聞くと、ん…と頷く。

気持ち良くなってくれてるのが嬉しかった。私の手で副隊長を翻弄出来るのだと思えた。

「はぁっ…挿れたなるから、もうやめ…澪ちゃんて……」

「これで、イけない?……早く上がってきて」

手を離して浴室から出た。

まだするのは怖い。さっきの決心だってどこかへ行ってしまった。だから…前みたいに口でしたら、私だけを見てくれるだろうか。

そんな浅はかな願いを持って服を着替える。残りのご飯を食べてから、副隊長の寝室で待っていた。
/ 409ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp