第18章 義勇の切り札〜冨岡義勇 時透無一郎【強R18】
お風呂上がりにすぐに無一郎の元へは行かなかった。少し夜風に当たっていた。
ふとお腹に手を当ててみた。
今までも月のものが遅れた事は何回もあった。だから違うような気もするが、義勇に吉原で抱かれた時に何度も何度も中で義勇が果てた事が不安でならなかった。
「こんな所にいた」
無一郎が、すでに浴衣に着替えてゆきを探していた。
「寒いよー早く暖かくなろうよー」
ゆきの手を引っ張り部屋に連れて行った。
部屋に入るとすぐに、抱きしめられた。口づけをしてきた。
「夜が待ち遠しかった」
ゆっくりと寝かされて浴衣を脱がされた。無一郎は、優しく体中を愛撫してくる。
「首に跡つけてもいい?」
「み、みえるとこにはちょっと…」
「隊服で隠れてみえないとこにするから」
「うん」
無一郎はゆきの首筋に吸い付いた、ゆきは、夕方みた無一郎と凛を思い出していた。
「何か今日は集中出来てないね」
ゆきの下に指を無一郎は入れてきた。
「あっ…」
「濡れが足りない」
無一郎は、ゆきの足を広げてそのままそこに顔を持っていった
「えっ?む、無一郎くん何するの?」
濡れている場所に、舌を入れてきた。
「あんあっ」
「いい声でた」
太ももに無一郎くんの髪の毛が触れる、舌が中に入ったり出たりして頭が真っ白になる…
ゆきが、びくっびくっと何度も痙攣する。
「かわいい…気持ちいいんだ」
無一郎が舐める音が部屋中に響き渡りその音でまた体が熱くなる。
「ここ舐められるの初めて?」
下から首をかしげながら無一郎が聞いてくる。
「はい」
その答えが嬉しかったようで、無一郎は満面の笑みを浮かべた。こういう顔を見ると無邪気な年相応の少年に見える。
「ねぇー僕もして」
あぐらをかいた姿勢の無一郎にゆきは顔を落とした。
無一郎は、髪の毛で顔が隠れてしまわないようにゆきの髪をかきあげた。
「恥ずかしいから見ないでください…」
頬を赤らめるゆきが可愛すぎて無一郎の鼓動は高鳴った。
一生懸命に、自分のモノを舐めてくれている。
「うっ、ゆき出すよ」
口の中に暖かいものが溢れた一生懸命ゆきは飲み込んでいる。そんな姿が堪らなく愛おしかった。